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美容室での励まし

週末は私の美容室の予定だった。
今回は無事に行けるだろうか…。
いつも以上にプレッシャーを感じながら、当日を迎えた。
モラ夫の機嫌は決して良くはなかったが、ドタキャンすることなく、子供を見ていてくれた。

私はほっとして、美容室の椅子に座っていた。
黙っていると頭に浮かんでくるのは、先日の実母からのメールの事だ…。
忘れよう。髪の毛と一緒に洗い流してしまいたい…。と思った。

美容師さんも、子供と同年代のお子さんがいる。
髪を切って頂きながら、子育てとの両立、苦労話に花が咲く。
美容師さんのお子さんの保育園は土曜日がお休みのため、土曜日はお子さんをご実家に預けているのだそうだ。
私は言った。

「ご実家も協力的なんですよね。うらやましいです!うちは、父親は大丈夫なんですけど母親が微妙な感じで…」

すると、美容師さんに
「紫さん、すごく頑張ってますよね!実母さんは何が気に入らないんですか?」
と驚かれたので、

・実母が子供を見たくないが故にモラ夫との離婚を反対されていること
・モラ夫が義実家の世話で週末家を空ける事が多いため、代わりに私が子供を遊びに連れていっていたら、家事もしないで二人で出かけてばかりいると責められたこと
・私と妹との扱いに差があること
項目だけだったけれど、さらっと話した。

すると、美容師さんは
「紫さん、仕事も頑張っているし、子供の事にも全力で一生懸命やっているのにひどい。実母さんと距離を置くしかないですね。」
と、本気で怒ってくれた。

私も、自分の気持ちに正直に、
「そうなんです。距離を置けるものなら置きたいけど、実家に世話になっているし、そうしないと生活が回らないから距離を置けなくて…。小学校になったら子供は見ないと言われているから、あと少しの辛抱なんです。」
と伝えた。

すると美容師さんは
「こう言ってはなんですけど、早くいなくなって欲しい、死んでくれ…と思いますよね。」
と言って、ご自身の話をしてくれた。

美容師さんは、お母さんとの関係は良好だが、お父さんには度々嫌な思いをしているのだそうで、先日も「お前は子育てを人任せにしている。」と詰られたのだそう。
土曜日も、本当は実家に頼りたくはないけれど、保育園で他に土曜利用の方がおらず、美容師さん一人のために土曜日開園できないと言われてしまって、園とずいぶん揉めた末に、現在の状態になっているとのこと。
美容師さんは、「人の気持ちも分からないで発言しちゃう人だから仕方ないんです」と前置きしつつ、お父さんが死んでも自分はどうするか分からないです、と言った。

早くいなくなって欲しい…
先日の実母からのメールを読んだ時に怒りの余り私も思ったけれど、そんなこと人には言えずにいたから、美容師さんの気持ちを伺ってびっくりした。でも、父母を入れ替えたら私の気持ちそのままで、私は激しく共感した。

また、「子育てを人任せにしたい」と思っているワーキングマザーなんか、一人もいないと思う。
私自身、現在子供を養うためにも、今後離婚する可能性を考えても仕事を辞める事はできず、一方で子供を預けて働く罪悪感と日々戦っており、お父さんの発言の醜さが痛いほど良く分かる。

美容師さんは、一つの出来事しか話されなかったけれど、私のように、他にも数えきれない位の嫌な出来事があったのだろう。そうじゃなきゃ、死んでくれとか、死んでもどうするか分からないなんて言えないはずだ。お気の毒に…。

美容師さんは言った。
「紫さん、ファミサポさんに頼ればいいじゃないですか。お金で解決できることもありますよ。あと少しの辛抱ですね。紫さんのこと、本当に応援してますから!!」
本当は、励ましてあげなければいけないのは美容師さんの方かも知れないのに…。
私は、「ありがとうございます…」と声が詰まり、涙ぐんでしまった。

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ついに伝えました!!

言いたい事は山のようにあったが、どうせ言うだけ無駄なのだ。
倍返し、それ以上の暴言を吐かれることも良く分かっていた。
私は、最低限伝えておかなければならない事に絞り、以下のように返信した。

「仕事中に人を中傷するメールをガンガン送られたら、私じゃなくても誰だって着信拒否にしますよ。就業時間中ですから。
義父さんが亡くなってショックを受けているのに無神経な話を続けられたら、私じゃなくても誰だって電話を切ります。

私は子供に事実しか伝えていません。
行きたくても塾に行かせてもらえなかった事。
勉強できるのは幸せだと言う事。
私のようにやりたくてもやらせてもらえない子もいると言う事。
ばあばの悪口を言ったのではなく、全て、事実です。」

そして、画面を閉じたのだが、もう一つだけどうしても言いたくて、追加で返信した。

「それから、私はばあばとは違って、特に子供に対して、感謝してほしいと思った事はありませんから。
将来、子供に何かやって欲しかったと言われても、力不足な母でごめんね~、あなたは子供にやってあげなさいね~、でおしまいです。

また幼稚園の先生にも、別居を勧められています。子供への影響は計り知れず、このままでは子供が暴力ふるうようになるとの事。

幼児教育のプロがそう言っています。人の家の事でこれ以上勝手な事を言わないでください。」

すると、実母から返信が来た。
あまりにも腹立たしいので、今回も私のコメント付きにします(実母には送ってません)

「モラ夫のお父さんの知らせを伺ったのは朝で就業中ではありませんでした。」
→だ~か~ら~
義父が亡くなったのに、早朝から延々と無神経な話をするから電話を切ったと書いたでしょ。
就業中に中傷メールがガンガン来るから着信拒否にせざるを得なかったって書いてるでしょ。
ちゃんと、日本語理解できないの?

「妹ちゃんにしてあげてなくて貴女にしてあげたこともありますよ。」
→妹にしてあげてなくて私にしてあげたこと「も」ある。
私にしてあげてなくて妹にしてあげたこと「は」いっぱいある。
忘れもしません。大昔、実母の出ていけ攻撃に耐えかねて家を出た私に、百貨店で珍しく土鍋を買ってあげると言い、遠慮する私に「あなた(紫)にはあまりしてあげてないから。」と言ってましたね。

「子育てしたのは感謝されるためでもなく非難されるためでもありません。」
→だったら、感謝してくれとオーラ全開で要求するのやめてもらえます?
事実を言っただけで、非難なんかしてませんよ。
あなた(実母)の事は大嫌いだけど。

しかし、今回も最低限の返信をした。
最低限だが、ついに書くことができました…。

「就業中の中傷メールは、普通の会社員は拒否すると書きました。
メールで伝えたらショックを受けるだろうと、失意の中で電話したのに、ばあばが無神経な話ばかりするから切りました。
私の事が嫌いなんですよね。知ってますよ。
私も、妹ばかり贔屓するばあばが嫌いです。
子供には事実しか伝えていませんし、非難もしていません。」

実母が嫌い…
ついに、初めて、本人に伝えられたのです。
最初は胸がドキドキしましたが、少しして、胸のつかえが取れたような、何とも言えない気分になりました。

これまで実母に色々醜い仕打ちをされても、幼い時実母が一番好きだったことを思い出したり、親に感謝しなければならないという呪縛があったり、私も実母に愛されたいとの願いが消えなかったりで、実母を嫌いと言えずにいました。
昨年7月の事件があり、今回のやりとりを経て、ついに踏ん切りがついたのかも知れません。
ようやく、実母を断ち切る決意ができたのです。

実母からのメール

実母からのメールを読み、私は吐きそうになった。
毒親に悩むみなさま、フラバったらすみません。
悔しすぎるので、私の反論つきにします。(実母には送ってません)

「人の普通の対応と言いますが貴女もモラ夫のことを心配して電話している途中で電話をガチャリと切ったりメール拒否したり普通じゃないんじゃないんですか?」
→早朝、義父が亡くなった連絡をした時に、無神経な話を繰り返され、辛すぎて電話を切りました。
就業時間中に私を中傷するメールをガンガン送られたので、仕方なく着信拒否にしました。
私でなくても、社会人なら皆そうすると思います。

「家のローンにおわれ必死にやりくりし一生懸命子育てしたと思っていましたのに人生の終盤を迎えやってもらっていないことを言われるとは情けない限りです」
→私が頼んだローンではありません。
そのローンで買った家、私自身はあなた(実母)から毎日のように出ていけと言われ、自分の家だと安堵して過ごした記憶もありません。
やってもらってないと言われたくなければ、他の家と同じように塾に行かせてくれれば良かったんですよ!!

「貴女も将来○くんに言われたらこの気持ちわかるかもしれませんが…」
→全く分かりません。
私は子供に対して、あなた(実母)のように感謝してほしい等と傲慢な考えを持った事がありません。
だって、産んだからには無償の愛を注ぐのが親の役割、責任ですから。
実母には、親のあるべき姿が分からないのでしょうね…。残念~。
私なら、もし将来、子供に何かやって欲しかったと言われても、力不足な母でごめんね~、あなたは子供にやってあげなさいね~、でおしまいです。

「モラ夫にも育休をとった後の会社での立場等良く考えて感謝すべきです。いくら法律で認められていても会社での居心地は悪いと思います。
自分の言い分ばかりでなくもっと彼の立場を考え感謝すべきです。」
→育休は二人で話し合って決めた事。
感謝したからこそ、モラ夫の暴言暴力に三年も我慢してしまい、モラ夫は増長しました。
私の言い分ですって?
モラ夫の立場は重々承知していますが、会社の居心地が悪いのは私も同じ。まして、それが私や子供に暴言吐いたり蹴っていい理由には絶対にならない。
モラ夫からは「私に当たれないなら子供に当たるぞ」と脅されましたが、そんな事許される訳がない。
私や実の孫が暴言暴力を受けても、モラ夫に感謝しろと?
モラ夫の暴言も醜いが、実母の発言も負けず劣らず醜い。
実母の発言とは思えない…。
私ならそんな事、大切な子供に口が裂けても言えない。

私、そういう実母が大大大嫌いです。

あっ、それと「貴女」という表現も大嫌い。
女を全面に出していて、気持ち悪い。
実母から言われると、余計に気持ち悪い。

「○くんが話したことに対してでなく塾にいかせてもらえなかったことを幼稚園の子供に話したことに一生懸命子育てしただけに情けなく涙がでてきました。」
→あなた(実母)は、幼稚園の子供に、妹はビーズを盗ってない、ママ(私)が忘れたんじゃない?と嘘を教えたくせに。
自分の事を棚に上げて何を言っているんですか。
私は、子供に事実を伝えただけですよ。嘘をついたり悪口は言っていません。
言われたくないなら、言われたくないような事をしなければ良かっただけ。
実母のした事が、実母に帰ってきただけ。
一生懸命子育てしたから感謝しろ、という実母の思考回路が大嫌い。


「昨日○くんが「パパもママも大好き」と言っていました。昨日園のそばの小学校の卒業式に両親揃って大勢学校に向かっていました。○くんを片親にするのは可愛そうです。」
→シングルマザー、シングルファザーの子もいるよね。糞差別じゃんか。
周囲からは、父親の暴言暴力が子供に与える悪影響は計り知れない、父親と別居すべきと言われています。
でも、子供が父親が好きだと言うから、私も悩んでいるのです。
あなた(毒母)は自分が孫を見たくないが故に私に離婚を思いとどまらせようとしているだけではないですか。
私や孫の心配より、いつも自分の事ばかり。
私や孫が暴言暴力を受けても、孫が父親に蹴られてもなお、仲良くしなさいなんて普通の親なら言えない。
私なら口が裂けても言えません。

そういうあなた(実母)が大嫌いです!!!

続きます。

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実母との決戦は金曜日

先日、子供が
「勉強なんかしたくない。」
と言った。
まだ幼稚園児なのに、色々な事を覚えるのが楽しい年齢なのに、今からそんな事言っていて将来どうなるんだろう…
私は子供に諭した。

勉強したくなければしなくてもいい。
その代わり、電車で通う学校には行けない。
電車の運転士にもなれない。
(子供の夢は電車の運転士だそうです。勿論、勉強しなくても、才能があったり何かに秀でていてやりたい仕事に就ける人が沢山いらっしゃると承知しています。私の執筆力不足ゆえ、誤解を与える表現、申し訳ありません。)
勉強は本当は楽しいものだよ。
ママは、小学生の時、ばあばに塾に行かなくて良いと言われて、辛い思いをした。
他のお友達が皆、塾に行くからママとは遊べない、と帰っていくから、家で勉強するしかなかった。
とても、悲しかった。
「ママがお金を出すから勉強していいよ」と言われるのは、とても幸せなこと。
○くんがやる気がないなら、ママみたいなやりたくてもやれないお友達に、ドリルもご本も全部あげるからね。

子供は「いやだ~!」と半べそになり、ドリルを頑張っていた。
子供に伝えた事は事実だけだったが、内心、頼みこんでも塾に行かせてくれなかった実母への不満がいつまでも消えることはない。


今朝、父母に子供を園まで見送ってもらい、しばらくして父親からメールが来た。

「無事に園に届けました。食事中に突然○くんから、ママが塾に行かせなかったのはお前だろう、と言われバアバは玄関で泣いたそうです。帰ってからも泣いています。」

私は実母が子供の前でメソメソ泣く様子を想像し、イラッとした。
また子供に
「良く言った!!」
と心の中で拍手を送った。

こういう時は、無視するのが最良なんだろう。
無視されるのが、実母は一番堪えると思う。
無視しても、糞みたいなメールが来たり、次回に暴言吐かれるから、結局は同じだろうか。

会社の席でこのメールを読んだ私は、すかさず返してしまった。

「ありがとうございました。
周りが4年から塾通いを始める中、私は塾に行く必要はないと言われて、都会の小学校では大変辛い思いをしました。妹は5年から塾通いさせてもらって、私のような辛い経験はしてません。その事も、モヤモヤします。

先日、子供が勉強が嫌だと言ったので、勉強したくないならしなくてもいいけど勉強させてもらえることは幸せな事だ、私は塾に行きたくても行けなかったと伝えただけです。
子供の発言までコントロールはできないので、来週から以前のようにじいじだけで来てください。お願いします。」

すると、すかさず父親から一人で行きませんと返信があった。
私は返した。

「では、ばあばを何とかしてください。泣くなんておかしい。

第一次反抗期の子供の発言、私も色々言われることもありますが、そういうものだと受けながすのが大人の普通の対応です。

以前のようにじいじ一人で来てもらった方がよいと思ったのですが。」

昼休み、父親のメールアドレスから返信があった。
実母、もとい、鬼婆からだった。

ついに、決戦の火蓋が切られた。

続きます。

義父が亡くなっても…

義父が亡くなり、実家にどうやって連絡しようか悩んだ。
直接話をしたくはないが、状況が状況だ。
メールで連絡したらショックを受けるだろう。
仕方なく、早朝、電話しますと事前にメールした上で、実家の固定電話に電話をかけた。
運の悪いことに、実母が電話に出た…。

私「さっきメール送ったんだけど、」
実母「あら、気づかなかったわ。」
私「今日、お見送りキャンセルさせて欲しいんだ。」
実母「あらそう。わかりました。それじゃあね。」
私「理由だけど、義父さんが亡くなったのよ。」
実母「えっ!(すかさず)あ~、だから彼はイラついていたのねぇ!」
さも、モラ夫から母子への暴力も仕方ない、離婚するなんてとんでもないと言わんばかりに。
私「それはないよ。急だったんだから。」
実母はたたみかけるように「ちゃんと支えてあげなさいよっ!」
実母とはいえ何故、人生折り返し地点に来て、経済的にも自立している私が、命令口調で言われなければならないのか。いい加減イライラが募り、言い返した。
私「あなたに言われなくてもやりますから。」
実母「さすがはお姉ちゃんね。しっかりやりなさいね~♪」
私の大嫌いな言葉だ…。しかも義父が亡くなっているのに、こちらの気持ちへの配慮もない、無神経な言い方…。
私「そんな風に言われる必要はありません」
当然だが、私自身も義父の死にはショックを受けている。
実母の、人の心に土足で踏み込むような言い方にどうにも耐えきれず、そのまま電話を切った。

その後、お通夜と告別式の日程が決まった。
これ以上、実母に連絡をとりたくはなかったが、後からあれこれ言われても困るので、父親のメールアドレスに連絡した。
父親からは、両親、妹も来ると返事が来た。

お通夜の当日。
私は子供を連れ、車で祭場に向かった。荷物がたくさんあり、慌てていて、靴を車に置いたまま、運転用のボロ靴のまま来てしまった事に気づいた。
お通夜まであと10分を切っている。

モラ夫は、私が子供から目を離すことを極端に嫌う。
私一人で子供を置いたまま靴を取りに行くことは許さない。
私は父親に頼んだ。
「悪いんだけど、運転用の靴を履いてきてしまったから、駐車場に靴を取りに行く間、○くんを見ていてくれない?」
その時、狙ったように、実母の甲高い声が聞こえた。
「あなた、こちらでモラ夫のお父さんのお参りをさせてもらいましょう!」
私「…。」
父親「悪いけど、お参りをしてくるから見れない。ちょっと待ってて。」

なんで今、お参り?
この後にお通夜もあるのに?
お通夜の後、いくらでも時間があるのに??

私はハラハラしながら父親の戻りを待ち、全速力で走って車に靴を取りに行き、ギリギリお通夜に間に合った。

お通夜の後、会食をし、皆が解散した後。
残るは家族だけという時間になっても、実母は親戚を遅くまで引き留め、義父のお参り?雑談?をしていた。

それなら、なんでさっきお参り?
お参りならこのタイミングでも良かったんじゃないの?
私への嫌がらせ??
ていうか、親戚や関係の深い人も、そろそろ失礼します…とみな帰っているのに、相変わらず無神経な人…。

どうせ、何を言っても無駄なんだ。
私は実母の相手はせずに、ようやく、皆の残した会食を少し頂いた。
急な事でここ数日ドタバタしており、身体はフラフラだった。

思えば、過去に同じような事が何度もあった。
私の海外挙式の日。
実母も、ブライドメイド役の妹も、私を気遣うことなく、ゲストの方々との話に夢中。私を残して広間を出ていった。
私はドレスの長い裾に身動きとれず、一人ぼっちで広間に残され、スタッフの方と談笑していた。
30分以上そうしていただろうか。誰も迎えに来る人もおらず、私が裾を引きずり皆を探し回ると、実母は別室でゲストと談笑しながら「あら、どこにいたの?早くこっちに来なさいよ。」と抜かしたっけ…。
この人、私が主役、介添えが必要な状態って、全然分かってないんだなと悲しくなった。

それでも、この時はモラ夫との関係も良好だったし(何しろまだ新婚だ)実母の行動も我慢した。

でも、子供が産まれ9ヶ月の時、親戚の結婚式に泊まりがけで行かなければならなくなった。
初めての乳児連れの旅行、私もモラ夫も困っていた。
しかし実母は我々を省みることなく、田舎から出て来た親戚を観光させる事に夢中で、孫と我々を完全に放置したのだ。
モラ夫からは「あのVIP待遇の人達は誰?」と聞かれ、私は「さあ…。」
私は会った事もなく、名前も知らない親戚。
普通の祖母なら孫の世話を心配してくれる場面で、モラ夫の疑問も最もな事だ。
今回ばかりはモラ夫の肩を持ちたい。

その時も、この人、おばあちゃんの資格なしと思ったが…。
今は、毒親、鬼婆としか思えないまでに関係が悪化してしまった…。

鬼婆に見える…(涙)

些細な発言がモラ夫の機嫌を損ね、モラ夫に子供を蹴られ、取っ組み合いの喧嘩になり、命の危険を感じた私は、翌日から母子で実家に避難した。
(モラ夫とのやりとりはあまりに醜すぎて、公開するのも憚られる内容です…)
実家に避難すると、今度は決まって実母から嫌な思いをさせられるので、本当は気が進まないのだが、今回は子供に被害が及んでおり、背に腹は変えられなかった…。

父に事情を話していると、実母が入ってきた。
嫌だなと思いつつも話を続けていると、実母はその時は理解を示したように見えたが、私が子供をお風呂に入れていると、案の定、甲高い声で実母の文句が聞こえてきた。

昨年7月の実母との事件で明らかになった通り、私がモラ夫の暴言暴力を受け実家に避難した際、もう離婚したいと言ったら、自分(実母)は孫を見れないから離婚は止めろと言い放った実母だ。娘の幸せを願っていると言いながら、暴力を受けて心身が弱っている娘が心配ではなく、自分の事が何より大事な人間なのだ。

今回も同じ仕打ちをされるのは嫌なので、私が先手を打ち、子供が小学校に上がったら会社の近くに引っ越そうかと伝えていた。(子供の学童は18時まで、そうでもしなければ生活が成り立たない…😢)
風呂場からは詳しい話は聞こえなかったが、それを寂しく思った父親が、実母に、もっと娘と孫を助けてやれと掛け合ったようだ。
実母はヒステリックに、それを全力で阻止していた。
その実母の声を聞いた私は胸がドキドキしてしまい、早々にお風呂を切り上げた。

結局実家には2日ほど避難し、帰宅しなければならない土曜の朝、実母が朝の挨拶もそこそこに言った。
「○さん(モラ夫)とうまくやりなさいよ。私は腰も痛いし、年も取っていて、孫の面倒を見たくても見れないんだから。」
私は、また始まったよ…と思いながら、
「その話はもういいから。」
と力なく返し、その場を立ち去ろうとした。
すると、実母は私の背中に向かって
「少しは人の話を聞きなさいよっ!!」
と、ヒステリックな大声を上げたのだ。
私が
「子供が起きるから大声を出すのはやめてよ。」
と言うと、実母はまた、たたみかけるように
「あなたにも原因があると思うのよ。」
と言ったのだ。
私が驚いて、
「えっ?私が何をしたと言うの。子供が蹴られて良いような事は何もしていないけど?」
と聞き返すと、実母は
「土日に出かけてばかりいる。家のこともしないで。」
と言ったのだ。
私は一瞬、言葉を失った。

この人、何も分かってない。
私が出かけたくて子供を連れ回している、と本気で思っているのだろうか。
お迎えは週の半分以上夫がしてくれるが、子供の洗濯、お弁当作り、土日の相手と食事の準備、平日の行事の付き添い、全て私がやっているのに。

この4年間、モラ夫は土日は一切子供を見ないのが基本だ。
所謂私一人の「ワンオペ育児」を続けている。
モラ夫が出かける際は行き先も告げず、いない事が当たり前。
義父の世話か休日出勤だろうと思うのと、一緒にいて醜いモラハラを受けるよりはマシなので、こちらも何もいわないが、仮に浮気されていたとしても分からない状態だ。
また、美容室にいくときだけは辛うじて見てくれるが、その日の機嫌が悪ければ見ないと言い出すので(過去に二回ドタキャンあり)、美容室の日が近づくと、毎回胸が苦しくなる。

勿論、私が遊びにいきたくて子供を連れ回している訳ではない。
私一人なら、休日は晴れた空の下、ビールを飲みながら洗濯したり、テレビを見てグダグダしたい。
片付けても片付けても散らかる部屋を掃除して、断捨離したい。
出かけなければ、お金もかからない。

それでも、疲れた身体に鞭打って、子供の願いを叶えてきたのは、共働きゆえに、平日は近所のお友達と出かけたり遊んだりできないから、土日に子供の行きたいところに行かせる事が、せめてもの罪滅ぼしだからだ。
子供も、土日にお出かけできるから平日はしょうがないねと言って、我慢してくれているのだ。

そのために、週末持ち帰る園の大量の洗濯は、金曜夜や土日の早朝にすませ、自分の洗濯は平日夜の部屋干しで我慢し、平日子供が寝てからも時間をやりくりして、何とか家事を片付けている。

子連れのお出かけは安全面も配慮しなければならないし、突然のダッシュを必死で追いかけたり、疲れたら抱っこ~等々、本当に気を遣う。
最近は子供も多少は付き合ってくれるが、少し前まで、本当に必要な最低限の用事、例えば夕飯の買い物をするのも銀行にいくのも、子供連れではままならなかった。
目と鼻の先にスーパーやATMがあるのに、松葉杖で歩いているがごとく、自分の自由がきかない…。
自分の買い物なんて、もう何年もしたことがない。

私は、
「人の家の事を何も知らないで、勝手なこと言わないでよ。」
と言って、これらの事実を伝えた。
実母は自分は悪くはないとでも言うように、悪びれもせず
「話をきいて良かったわ。」
とすました顔で言った。

私は呆れた。
いや、呆れた、ではすまない。
こういう時の実母は、鬼婆に見えてしまう…。

鬼婆…。

毒親に苦しめられた結果、縁をきったり距離を置いた娘さん達が、母親がいつか亡くなった時に後悔するだろうかと悩んでいる話題を目にすることがある。
今の私は、実母が死んでも、涙すら出ない気がする。
父親に万が一の事があれば、人並み以上に泣くと思うが、実母の時は涙ひとつ出ない気がするのだ。

世の中には、もっと酷い毒親がごまんといる。
子供の事で色々世話になっているのに、不満を言いながらも仕方なく実家に避難させてはくれるのに、子供に美味しい手料理を作ってくれるのに、なにより自分の実母なのに、「鬼婆」と思ってしまう自分はきっと悪人だ。

これまで実母から受けてきた仕打ちのせいだろうか。
「言う事が聞けないなら自立しなさい(=出ていけ)」
と、何年にもわたって、家を出るまで、言われ続けたせいだろうか。
自分が親の立場になり、子供をまるごと愛するようになって、実母の仕打ちを
「あれはないな。」
と思うようになったからだろうか。
昨年6月の実母との決定的な出来事のせいだろうか。
私が鬼婆に育てられたから、私が悪人になったんだろうか…。

考えれば考えるほど、分からなくなってしまった。

モラハラ加害者の特徴

朝の通勤電車の中、モヤモヤとした気持ちでモラハラについて検索していて、All aboutの人気記事ランキングに大美賀 直子さんの素晴らしい記事を見つけた。
そこには、モラハラ加害者になりやすい人の一般的な特徴として以下が挙げられていたのだが、これがモラ夫にピッタリだったのだ!!

・いつも自分が優位に立ち、賞賛が得られないと気がすまない
→基本Yesだと思う。と言うのは、モラ夫は頭が良く運動神経も良く、努力せずに優位に立ち続けてきた人間だからだ。優位に立つのも、賞賛されるのも、モラ夫にとっては「当たり前」。なので、そうではない周囲の人を思いやる事ができない。

・他人の気持ちに共感することや、心を通わせあおうという気持ちがない
→Yes。もっと言うと、相手の気持ちを思いやる気持ちがない。それを言ったら相手がどう思うか、思いやることなく発言する。(本人は自分がすごい人間だから理解されないと思っているが、私は他人を思いやれないから理解者が少ないのだと思っている)

・他人をほめることをしない。欠点をあげつらい、いつも悪口を言っている
→これも基本Yes。と言うのも、自分の親族や好きな人(男女問わず)の悪口は絶対に言わないが、私の友人や両親親族の事は平気で悪口を言ったり、私に向かって平気でからかう発言をする。(全員悪口ならまだしも、私の親族や友人だけに対してなんて、人として最低だと思う。)

・自分の考え方や意見に異を唱えられることを嫌がり、無条件に従うことを要求する
→Yes!!私がモラ夫の暴言暴力に耐えかね、黙って従うのをやめたら、モラ夫は「あなたは私の言う事を絶対きかないからな。」と言ってのけた。(私は「言うこと聞くって何?あなたの言う事がすべて正しい訳じゃないでしょうが。」とすかさず反論したが、モラ夫の「自分の言う事が絶対に正しい」「家族は自分の言う事を黙って聞け」との、根本的な考え方が露呈したと思っている。)

・自分の利益のためなら、他人を平気で利用しようとする
→Yes。特に、レストランのマネージャーさん等、権力のある人に愛想良くして、平気で利用できる自分って最高!と感じている。

・自分は特別な人間だと思っている
→Yes。また、特別な人間だからこそ理解者がいないと自ら思っている。だから「頭が良くてもいい事は何もない」と子供の前で平然と言う。(私は、そんなモラ夫を最低の人間だと思っているが。笑)

リストは以上だが、ほぼ100%当てはまるので驚いた。

こんな私でも、若い頃は気にかけてくれる男友達が何人かはいた。
もし、私が若い時にこのチェックリストを知っていたら、よりにもよってモラ夫なんか選ばなかったのに、と心底思う。

でも、もしモラ夫と離婚しても、私は二度と結婚はしないと決めている。
なぜなら、私の目は節穴だからだ。
心優しい男性を選べる自信がない。
なので、私の今後のためにはならないが、あまりにもピッタリだったので、記録しておきたいと思う。