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鬼婆に見える…(涙)

些細な発言がモラ夫の機嫌を損ね、モラ夫に子供を蹴られ、取っ組み合いの喧嘩になり、命の危険を感じた私は、翌日から母子で実家に避難した。
(モラ夫とのやりとりはあまりに醜すぎて、公開するのも憚られる内容です…)
実家に避難すると、今度は決まって実母から嫌な思いをさせられるので、本当は気が進まないのだが、今回は子供に被害が及んでおり、背に腹は変えられなかった…。

父に事情を話していると、実母が入ってきた。
嫌だなと思いつつも話を続けていると、実母はその時は理解を示したように見えたが、私が子供をお風呂に入れていると、案の定、甲高い声で実母の文句が聞こえてきた。

昨年7月の実母との事件で明らかになった通り、私がモラ夫の暴言暴力を受け実家に避難した際、もう離婚したいと言ったら、自分(実母)は孫を見れないから離婚は止めろと言い放った実母だ。娘の幸せを願っていると言いながら、暴力を受けて心身が弱っている娘が心配ではなく、自分の事が何より大事な人間なのだ。

今回も同じ仕打ちをされるのは嫌なので、私が先手を打ち、子供が小学校に上がったら会社の近くに引っ越そうかと伝えていた。(子供の学童は18時まで、そうでもしなければ生活が成り立たない…😢)
風呂場からは詳しい話は聞こえなかったが、それを寂しく思った父親が、実母に、もっと娘と孫を助けてやれと掛け合ったようだ。
実母はヒステリックに、それを全力で阻止していた。
その実母の声を聞いた私は胸がドキドキしてしまい、早々にお風呂を切り上げた。

結局実家には2日ほど避難し、帰宅しなければならない土曜の朝、実母が朝の挨拶もそこそこに言った。
「○さん(モラ夫)とうまくやりなさいよ。私は腰も痛いし、年も取っていて、孫の面倒を見たくても見れないんだから。」
私は、また始まったよ…と思いながら、
「その話はもういいから。」
と力なく返し、その場を立ち去ろうとした。
すると、実母は私の背中に向かって
「少しは人の話を聞きなさいよっ!!」
と、ヒステリックな大声を上げたのだ。
私が
「子供が起きるから大声を出すのはやめてよ。」
と言うと、実母はまた、たたみかけるように
「あなたにも原因があると思うのよ。」
と言ったのだ。
私が驚いて、
「えっ?私が何をしたと言うの。子供が蹴られて良いような事は何もしていないけど?」
と聞き返すと、実母は
「土日に出かけてばかりいる。家のこともしないで。」
と言ったのだ。
私は一瞬、言葉を失った。

この人、何も分かってない。
私が出かけたくて子供を連れ回している、と本気で思っているのだろうか。
お迎えは週の半分以上夫がしてくれるが、子供の洗濯、お弁当作り、土日の相手と食事の準備、平日の行事の付き添い、全て私がやっているのに。

この4年間、モラ夫は土日は一切子供を見ないのが基本だ。
所謂私一人の「ワンオペ育児」を続けている。
モラ夫が出かける際は行き先も告げず、いない事が当たり前。
義父の世話か休日出勤だろうと思うのと、一緒にいて醜いモラハラを受けるよりはマシなので、こちらも何もいわないが、仮に浮気されていたとしても分からない状態だ。
また、美容室にいくときだけは辛うじて見てくれるが、その日の機嫌が悪ければ見ないと言い出すので(過去に二回ドタキャンあり)、美容室の日が近づくと、毎回胸が苦しくなる。

勿論、私が遊びにいきたくて子供を連れ回している訳ではない。
私一人なら、休日は晴れた空の下、ビールを飲みながら洗濯したり、テレビを見てグダグダしたい。
片付けても片付けても散らかる部屋を掃除して、断捨離したい。
出かけなければ、お金もかからない。

それでも、疲れた身体に鞭打って、子供の願いを叶えてきたのは、共働きゆえに、平日は近所のお友達と出かけたり遊んだりできないから、土日に子供の行きたいところに行かせる事が、せめてもの罪滅ぼしだからだ。
子供も、土日にお出かけできるから平日はしょうがないねと言って、我慢してくれているのだ。

そのために、週末持ち帰る園の大量の洗濯は、金曜夜や土日の早朝にすませ、自分の洗濯は平日夜の部屋干しで我慢し、平日子供が寝てからも時間をやりくりして、何とか家事を片付けている。

子連れのお出かけは安全面も配慮しなければならないし、突然のダッシュを必死で追いかけたり、疲れたら抱っこ~等々、本当に気を遣う。
最近は子供も多少は付き合ってくれるが、少し前まで、本当に必要な最低限の用事、例えば夕飯の買い物をするのも銀行にいくのも、子供連れではままならなかった。
目と鼻の先にスーパーやATMがあるのに、松葉杖で歩いているがごとく、自分の自由がきかない…。
自分の買い物なんて、もう何年もしたことがない。

私は、
「人の家の事を何も知らないで、勝手なこと言わないでよ。」
と言って、これらの事実を伝えた。
実母は自分は悪くはないとでも言うように、悪びれもせず
「話をきいて良かったわ。」
とすました顔で言った。

私は呆れた。
いや、呆れた、ではすまない。
こういう時の実母は、鬼婆に見えてしまう…。

鬼婆…。

毒親に苦しめられた結果、縁をきったり距離を置いた娘さん達が、母親がいつか亡くなった時に後悔するだろうかと悩んでいる話題を目にすることがある。
今の私は、実母が死んでも、涙すら出ない気がする。
父親に万が一の事があれば、人並み以上に泣くと思うが、実母の時は涙ひとつ出ない気がするのだ。

世の中には、もっと酷い毒親がごまんといる。
子供の事で色々世話になっているのに、不満を言いながらも仕方なく実家に避難させてはくれるのに、子供に美味しい手料理を作ってくれるのに、なにより自分の実母なのに、「鬼婆」と思ってしまう自分はきっと悪人だ。

これまで実母から受けてきた仕打ちのせいだろうか。
「言う事が聞けないなら自立しなさい(=出ていけ)」
と、何年にもわたって、家を出るまで、言われ続けたせいだろうか。
自分が親の立場になり、子供をまるごと愛するようになって、実母の仕打ちを
「あれはないな。」
と思うようになったからだろうか。
昨年6月の実母との決定的な出来事のせいだろうか。
私が鬼婆に育てられたから、私が悪人になったんだろうか…。

考えれば考えるほど、分からなくなってしまった。